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NJA-730

NapaJen Pharma は、抗 CD40 オリゴ核酸と SPG の複合体 NJA-730をリード化合物として、造血幹細胞移植治療後の急性GvHDへの適用を目指して開発しています。

NapaJen DDS™ アドバンテージ

NJA-730 は、抗原が提示されていない未成熟な樹状細胞に発現する Dectin-1 受容体を介して細胞内に導入され CD40 タンパクの発現を制御し、ドナー抗原に対する寛容を誘導することを目指しています。このとき、成熟樹状細胞やB細胞上のCD40 は抑制しないことから、全体の免疫ホメオスタシスは維持されると考えられています。

また高効率に標的細胞にオリゴ核酸/SPG複合体を導入するため、マウスを用いた試験において通常のオリゴ核酸と比べて 1/10 ~ 1/100 の量で有効に作用することが確認されています。

このように、NapaJen DDS™  は、副作用を非常に低く抑え、患者さまの QOL を高く維持する可能性の非常に高い治療アプローチを可能にする技術と言えます。

造血幹細胞移植と GvHD について

造血幹細胞移植

造血幹細胞移植とは、造血器悪性腫瘍など正常な血液を作ることが困難となった疾患さま(レシピエント)に対して、通常の抗がん剤治療を行っても再発する可能性が高いと判断される場合に、提供者(ドナー)の造血幹細胞を移植して正常な血液を作ることができるようにする治療です。

GvHD (Graft-Versus-Host Disease)

GvHDは日本語では「移植片対宿主病」といいます。造血幹細胞移植に見られる合併症で、移植片に含まれるドナーリンパ球が、レシピエントの臓器を攻撃する免疫応答によっておこる症状を指します。