menu

アプリケーション

1.標的精度の高い免疫抑制

NapaJen™ DDS を用いることで、免疫寛容やアナジーを誘導することができます。

抗原特異的な免疫寛容の誘導

CD40 mRNA 発現を抑制する核酸とSPGの複合体を、マウス異所性心移植モデルに投与したところ、短い期間の投与でアロ移植心が永久生着を果たしました。更に免疫的な検証を試みたところ、レシピエントマウスに免疫寛容が誘導されていることが確認されました。これらの結果から、NapaJen Pharma では、造血幹細胞移植時の GvHD 治療医薬品の開発を進めています。

自己抗原に対するアナジーの誘導

マウス炎症モデルに免疫抑制の核酸/SPG複合体を投与すると、炎症が抑制され活性化T細胞を含む炎症細胞の組織への浸潤が制御されていることが確認されました。これらのことから、Dendulation™ が多くの重篤な自己免疫疾患の治療に用いることができると考え研究開発を進めています。

2.癌の免疫逃避の克服

癌細胞は、癌抗原に対する免疫的な監視機構が作用しなくなること(癌の免疫逃避)で増殖が進み悪化が進行することが知られています。癌の免疫逃避では、癌細胞の周辺に MDSC (骨髄由来免疫抑制細胞)が浸潤し存在することが知られており、また MDSC には Dectin-1 受容体の発現が確認されています。NapaJen Pharma では、MDSC を標的に (1) 核酸/SPG複合体を用いた免疫逃避からの回復作用や自然免疫応答の賦活作用 (2) 癌抗原ペプチドの効率的な提示によるワクチン作用  (3) 癌細胞への直接抑制作用  など、複数のアプローチを通じた癌治療の研究開発を進めています。